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【必須】雪下ろし命綱はどこにする!?雪下ろしのタイミングって?

命綱は、反対斜面の止めや強度がしっかり確認できる木につけましょう。

避難用梯子なども利用できます。

また、屋根の雪降ろしをするタイミングは、築年数などにもよりますが窓や襖などの開け閉めに支障が出た時、各箇所にたわみがでることで「異音」がする場合は、すぐに雪下ろしをしましょう。とはいえ、1人で無理をして雪を降ろしたり、悪天候で行うのは危険です。

この記事では、雪下ろしに必須の命綱のつける場所や屋根の雪下ろしのタイミングや注意点、手順などをご紹介します。

 

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屋根の雪下ろし命綱はどこにつける?

雪下ろしが必要な地域の屋根には、雪止めがついていますね。

反対の斜面の雪止めを利用しましょう。

とはいえ、積雪が多いところはその雪止めさえ見つけ出すのに一苦労という場合があります。

そんな場合は、避難用梯子や木を利用できるといいですね。

命綱は、落下の際に命を守る為の物ですが、その命綱が巻き付いてしまい事故につながるというニュースもありました。

設置の際は、強度、使用方法を確認し安全に利用しましょう。 

屋根の雪下ろしのタイミング

屋根の雪おろしをするタイミングは、積雪50㎝~1mが一般的です。

ただ、建物の築年数によっては雪の重さに耐えられない場合、前兆として窓や襖の開閉がスムーズにいかなくなったり、たわみによって異音が起きます。

そんな時は、雪下ろしが必要です。

北海道の一般住宅であればよっぽどの積雪でなければ雪下ろしをせずとも自然に屋根から雪が落ちる構造になっています。

ただ、50年に1度の大雪など想定以上の雪が降った場合は、やはり雪下ろしが必要になります。

また、屋根から雪がせり出ている場合は、落雪する可能性があるので雪下ろしをしてください。

気温があがり、べた雪になるととても重たくなる為、気温が上がる前に行うと作業しやすくなります。

風の少ない、少し寒い日を雪下ろしの日に選びましょう。

気温が上がっている時に行うと滑りやすく危険です。

 

屋根の雪下ろしの注意点

屋根の雪下ろしを始める前にしっかり雪の状況、天候、道具の準備を行い安全に作業をすすめましょう。

   ・1人で作業を行わない
   ・雪かき安全のための道具の点検
   ・はしご、足場の確認
   ・雪を降ろす場所の確認
   ・無理はしない

 

・1人で作業を行わない

1人での作業は、危険です。

必ず2人以上で作業を行い、万が一の事故に備えましょう。

発見が遅れてしまい命を落としてしまうという、痛ましい事故が毎年起きています。

発見が遅れてしまうと重大事故につながり危険な雪下ろしの作業です。

声をかけあい複数で作業することが大切です。

 

・雪かき・安全の為の道具の点検

雪かきに破損がないかを確認しましょう。

スコップなどに雪が張り付いてしまい作業しづらい時には、滑りやすくするためのスプレーを吹き付けると良いです。

また、安全の為の道具として命綱や長靴、ヘルメット等、動きやすい服装で雪下ろしを始めましょう。

特に命綱は、しっかり固定できるような長さを準備します。

 

・はしご、足場の確認

はしごは、しっかりと倒れない場所に設置しましょう。

屋根に上ってからはしごが倒れてしまうなんてことがないように確認してください。

また、脚立を伸ばして使用するときなどは、しっかり接続部の金具が外れていないか確認してください。

いわずとも、長靴をはいた状態ではしごをのぼるのは、すべりやすく動きづらいものです。

靴底の雪を落としてから、安定した場所にはしごを設置し、ゆっくり上がりましょう。

屋根の上では、まず足場をしっかり確認してください。

すべり落ちたりしないよう雪の状況を見極めてください。

雪の下に氷の層があると雪崩のように思いがけないところで雪が滑り落ちていくことがありますので気を付けてください。

・雪を降ろす場所の確認

一度、屋根にのぼれば何度も降りて確認することは、難しくなりますのでどの範囲まで雪を降ろしても大丈夫なのか見ておくことが大切です。

もちろん、下に人がいるなんてことがないように充分注意してくださいね。

また、屋根の雪を降ろすからと軒下の雪を全部よけてしまう方が効率が良いと感じるかもしれませんが、ある程度の雪を残した状態で雪を降ろしていくことをおススメします。

万が一、落下した場合、雪がクッションになります。

 

・無理はしない

屋根にあがれば、一気に作業を終らせてしまいところです。

しかし、寒い場所での作業は、意外と消耗します。休憩をとりながら無理をしないように作業をすすめましょう。

 

 

屋根の雪下ろしの手順

①雪下ろしをする前に確認すること

・窓、室外機など雪下ろしの際に雪がぶつかり壊れそうな物は保護しておきましょう。

②足場の確保・確認

はしごの立て方や屋根に上った際の足場の確認も大事ですね。

完全に雪を降ろしてしまうと、屋根の素材によってはそれだけでも滑りやすいため気を付けてください。

スコップなどを持ったままはしごは登らず、後からロープ等で引き上げると良いでしょう。

③命綱の確認

結ぶ場所の確認は、もちろん、命綱の素材も選びましょう。

ザイルや麻ロープなどが適していてトラロープは滑りやすいので危険です。

命綱を体に固定するには、安全帯など幅広のものを使うとさらに良いですね。

命綱は正しく結び、長さの調節を忘れずにしましょう。

せっかく、命綱をつけていたとしても長すぎては意味がありません。

 
登山用のザイルやカラナビを利用するのもいいですね

④雪下ろし開始!

下に人がいないことを確認し雪下ろしを始めましょう。

落雪に巻き込まれないよう、上から順に雪下ろしをしてください。

また、軒先は危険です。

足場が雪止めより下にならないようにしてください。

 

屋根の雪下ろしの道具

 スコップ

雪を押して落とすのであれば、長いタイプがオススメです。

ただ、積雪量が多い時は雪を押しきれないので通常タイプのスコップの方が使いやすいです。

スノーダンプ

まとめ

雪下ろしは、命綱をし複数で行いましょう。

とニュースでよく耳にするようになりましたよね。

複数でしたくてもできないご家庭も増えてきているこの頃。

近所の方々と協力しながら行えるのが一番ですね。

とはいってもなかなか、そうはいかないのも現実。

無理はせず、時には業者にお願いするという選択も必要になってきますね。

 

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