珪藻土バスマットの衛生面は大丈夫!?お手入れ必要ないって本当なの?
珪藻土のバスマットは、速乾性があり表面が濡れていることがない為、布のバスマットよりは菌が繁殖しづらいといえます。
菌の繁殖しづらさをいうと、衛生的といえます。
ただこれは、菌などの繁殖といった点です。
血液のような汚れの場合は完全に落としきれない場合もあり、長期に使用することで本来の速乾性が失われた場合は、衛生面に注意が必要です。
お手入れの必要は、布バスマットのような洗濯等のお手入れはありません。
しかし、吸水力は永遠ではありません。その為のお手入れが必要です。
この記事では、珪藻土バスマットの衛生面やお手入れの方法等を紹介します。
珪藻土バスマットは衛生面は、大丈夫!?
珪藻土のバスマットは、すぐに水分を吸収するのが特徴。
布のバスマットでは、生乾きの状態で置いておくと匂いがしてきますが、珪藻土にはそれが起きない為、菌の繁殖を押さえ衛生的と言えます。
ただ、長く使っていると珪藻土のバスマットの速乾性がなくなってくるのでしっかりお手入れが必要です。
菌が発生しにくいことにより水虫の菌も繁殖しにくいため、水虫がうつってしまう心配も必要はありません。
ただ、血液や絵の具などの色素が強いものがついてしまうと完全に汚れを落とすのは難しくなります。
お手入れをしないまま使い続けると、珪藻土のバスマットであったとしても完全に乾くことがなくなります。
生乾きの状態が、長く続けば、菌は繁殖しますしカビの原因になりますよね。
珪藻土バスマットのお手入れ方法
・普段のお手入れ方法
使用後、風通しの良いところに立てかけておくなどし、しっかり乾かす事が大切です。
長く使用していると、吸水力が落ちてきたと感じてきます。
この場合、珪藻土が目詰まりを起こしていると考えられます。
皮脂やホコリで目詰まりしているので珪藻土の表面をやすりなどでこすることで吸収力が戻りますよ。
また、目に見えるホコリや髪の毛は、掃除機で片づけましょう。
水洗いが可能な珪藻土バスマットもあるので洗いたい場合は、購入の際に表示を確認してください。
・おしっこがついた場合
すぐにタオルで吸い取り、水で流した後に日陰で乾かしましょう。
気になる時は、消毒スプレーをふきかけてから乾かすといいでしょう。
・血液がついた場合
すぐに、タオルやティッシュなどで吸い取ります。
お湯は、血液が固まってしまうので絶対に使わないでください。
消毒液をかけ血液をとかし、泡立てた石鹸の泡を血の付いた箇所にのせると血液が浮いてくるので拭き取ります。
何度か繰り返した後は、水を吹きかけてタオル等で拭き取ります。
あとは、いつもと同じく日陰にたてかけしっかり乾かします。
注意!
珪藻土をやすりなどで削る場合は、粉が飛び散らないように注意してください。 まれに、外国製の珪藻土製品にアスベストが混入されている場合があります。 削った際にでる、粉塵を吸い込まないよう気をつけてください。
<珪藻土バスマットの吸収力を復活>
— クオモ@稼ぐ×貯める×増やす×主夫 (@markup0608) 2020年2月23日
珪藻土のバスマット半年くらいすると
水の吸収が悪くなってきます
吸収悪いと脱衣所がビチャビチャに!
そんな時は表面を薄く削ってあげると吸収力が戻りますよ!
100円均一のやすりでもOK!#おはよう戦隊0223#おは戦20223fn#頑張るパパママ応援隊0223 pic.twitter.com/nAa4fSlUc7
これだと、すぐに削れそうですね。でも粉は吸わないようにしましょう。
もちろん、紙やすりでも十分削れますよ!
珪藻土バスマットのメリット
・洗濯しなくてよい
・すぐに乾燥するので連続で使える
・珪藻土自体に消臭効果がある
毎日の洗濯が必要ないという点が、珪藻土のメリットとしては大きいところですよね。
洗濯して乾燥させてという作業がないのは家事の時短につながりますね。
珪藻土の速乾性で次々と使用可能なため、立て続けにお風呂やシャワーを利用しても交換の必要なく、とても便利です。
珪藻土バスマットは、珪藻土自体の消臭効果や吸湿性で脱衣場の湿度を調整することもできます。
珪藻土バスマットのデメリット
・吸水が悪くなった時の手入れが大変
・処分が難しい
・冬は冷たい時もある
・置く場所を考えないと割れたり床に傷がついたりする
普段の手入れが簡単なのが珪藻土バスマットですが、吸水力が落ちた時は表面を削るなどのお手入れが必要。これがなかなか大変です。
また、廃棄する場合はそれぞれの市町村にあわせた廃棄方法で処分しなければなりません。
blue-sky-liberty.hatenablog.com
珪藻土バスマットとは
珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。 引用:ウィキペディア参照
珪藻土には細かい孔(あな)がたくさんあいています。
このあなのおかげで、吸水・吸湿に優れたバスマットになるんですね。
まとめ
日頃のお手入れは、ほぼないに等しい珪藻土バスマットでした。
すぐ、乾くことで衛生的にも心配なさそうですね。
ただ、珪藻土だからといって永遠に使用できるわけではありません。
吸水力が落ちた時のお手入れの仕方によっては、粉塵を吸い込んでしまうことがないようにしなければなりませんね。