スマホゲームの課金を子供が勝手にしない方法ってある!?
スマホゲームの課金を子供が勝手にしないようにするには、端末で課金の制限を行いましょう。
iphone、androidそれぞれ設定メニューから設定できます。
未成年が、保護者の同意がないまま課金をしてしまった時には、消費者センターにすぐ相談をしてください。
場合によっては、払わなくてよくなる場合もあるようですが、そうなる前にしっかりと対策しておきたいですね。
この記事では、スマホゲームの課金を子供が勝手にできないようにする方法やさせない工夫を紹介します。
目次
スマホのゲーム課金を制限・禁止する方法
端末の種類によって課金を制限・禁止する方法が変わります。iphone、androidそれぞれ設定メニューから設定できます。
・iPhone・ipadで課金を無効にする設定
ホーム画面にある「設定」から、「一般」を選び「機能制限」を選択します。
「機能制限を設定」で、パスコードを入力したあと、「App内での購入」をオフにしします。
・androidで課金を無効にする設定
Google Playを開き、「メニューアイコン」を選択します。
「設定」から「購入時にパスワードが必要」を選択した後、「この端末でのGoogle Playからのすべての購入」を選択しGoogleで設定しているパスワードを入力して「OK」をにします。
これでどちらの端末も課金を行うことはできなくなりました。
しかし、制限を設定する際のパスワードを子供に知られてしまえば、子供でも変更できてしまいます。
パスワードは、子供がわからないものにしましょう。
このような設定は、子供にスマホを渡す前にしっかり行うようにしましょう。
また、監視アプリや見守りアプリを勝手に削除されないようにするためにも、アプリの削除やインストールも子供ができないように設定しておくとさらに安心ですね。
子供が勝手に行ったスマホゲームの課金を無効にする方法
万が一、子供が勝手にスマホでのゲームで課金してしまったときには、「未成年者契約の取り消し」という法律で返金される可能性があります。
保護者の同意がない子供が勝手に課金してしまった場合は、消費生活センターに相談してみましょう。
いくら法律があるといっても、すべてが返金対象になるわけではありません。
そうなる前にまずは、事前の制限や禁止対策をしっかり行いましょう。
未成年者契約の取消しとは
未成年者(20歳未満の人。令和4年4月からは18歳未満の人。)は、成年者と比べて取引の経験や知識が不足し、判断能力も十分ではありません。未成年者が契約をするときは、原則として法定代理人(親権者。親権者がいない場合は未成年後見人。)の同意が必要となっています。
そのため、未成年者が法定代理人の同意を得ずに結んだ契約は、取り消すことができると民法に定められています。
スマホのゲーム課金はなぜ起こるのか
- 無料ゲームの落とし穴
- クレジットカードでの購入履歴
- クレジットカードの管理不足
- キャリア決済
・無料ゲームの落とし穴
無料ゲームだからといって簡単にダウンロードを許可してしまう。
また子供が知らぬうちにダウンロードをする。
無料ゲームだからといってそのゲームは本当に最後まで無料で行えるゲームなのか…。
皆さんも経験があるはずです。
ゲームやアプリ、無料だと思ってダウンロードしてもう少しってところで有料アイテム購入、有料ガチャなどもう少し先へ進みたい、と思った時に課金という事が多いのが現実。
これこそ、子供が親に内緒でゲームの課金をしてしまう理由です。
・クレジットカードでの購入履歴
子供に貸してあげたスマホに以前、親が利用したクレジットカードの購入履歴があった場合。
その情報が登録されていることで、親の許可がなくても購入手続きが進んでしまうことがあります。
子供も、「あれ?買えちゃった?」という感覚。
やってしまったなんていう感覚はないまま、どんどん料金が増えていくということになりますね。
(子供が親のクレカに紐ついたスマホで勝手にゲーム課金して…200万円課金したケースも___ まともな親なら…金融系に紐ついたスマホなんて…目の届かないところで貸さんわな…ს<子供にゃクレカは無制限の魔法の杖に見えるかもだし>(´ω`Ii))
— EN (@pandamask) 2021年1月9日
・クレジットカードの管理不足
そもそも、クレジットカードの管理がずさんだった場合。
子供が、簡単に親のクレジット番号がわかってしまう。
パスワードをいつも同じものを利用してい子供でも予想がついてしまう。
え?そんなことあるって思ってしまいますが、万が一ということがあります。
クレジットカードは、子供にわからない場所に保管しましょう。
もちろん、パスワードを知られるなんてことがないように管理しましょうね。
・キャリア決済で購入してしまう
キャリア決済での購入ももちろん、パスワードが必要になってきます。
そのパスワードさえわかってしまえば、簡単に購入手続きはできてしまいます。
キャリア決済の限度額、設定を変更してしまう事も必要です。
カードとパスワードの管理がとても大切なのがよくわかりますね。
ここまでの設定をしてしまうと、いざ保護者が課金したいときには設定をしなおさなければならない部分もでてくるかと思います。
そんな時は、プリペイドカードを使うのも方法です。
プリペイドカードであれば、一定の金額以上は使用できないので安心です。
まとめ
まずは、スマホを渡す前にしっかりと子供と話し合う事が大切ですよね。
そして、渡す前に課金を禁止・制限する設定は保護者が行う事。
スマホは子供にとっては、良いツールにもなり、使い方によってはトラブルの元にもなりかねません。そこをしっかり子供と共有し、楽しくスマホを利用して欲しいですね。