二重にマスクをする時は、不織布のマスクとそれ以外のマスク(布マスクやウレタンマスク)の場合、不織布マスクを下にし肌に密着させた上にそれ以外のマスクをした方が効果的です。
不織布マスクを2枚重ねたとしても1枚の場合とそれほど変わりません。
マスク不足が、解消され手軽に不織布のマスクが購入できるようになりました。布マスクを沢山つくったのに最近は不織布以外のマスクはなんとなく使いづらくなっていませんか?
この記事では、二重マスクの効果やマスクのつけ方をご紹介します。
二重マスクの効果
ウレタンマスクや布マスクは、不織布マスクよりも肌に優しいので使用している方も多いはずです。特にウレタンマスクは、息がしやすく愛用者も多いですね。
スーパーコンピューター「富岳」を使ったシミュレーションが、最近話題になりました。
マスクをした人から出る飛沫の量は、不織布マスクはマスク無しの場合と比べて20%に減り、布マスクは18~34%に減ったのに対し、ウレタンマスクでは50%までしか減らなかった。他の人の飛沫を吸い込む量は、不織布マスクはマスク無しに比べ30%に減ったが、布マスクは55~65%、ウレタンマスクは60~70%だった。
という結果がでたそうです。
やはり、不織布マスクの利用が、飛沫の量を抑えるのは一番だと思いますが、デザイン性や肌への負担を考えるとウレタンマスクや布マスクも利用したいところです。
そこで、二重マスクとして利用するのであれば、単体ウレタンマスクや布マスクを利用するよりも飛沫が出る量はかなり減ることになりますね。
なので、2重マスクも効果的だといえますね。
まーーたテレビで2重マスクがどうのって言ってる。
— 夢紅 (@Muku_Hibari) 2021年2月11日
効果あるとか言っちゃうと2重マスク警察が出てきそう。
でも布マスクつけたいから私も2重にしてる。 pic.twitter.com/lq71i5rMP8
せっかく、作った布マスクを活用するためにも2重マスク良いですよね。
マスクのつけ方
・隙間のないように顔にフィットさせる
ノーズワイヤーで鼻に隙間ができないように調整します。プリーツがあるマスクの場合は、プリーツ部分を広げ調整します。
・ マスクの表裏に気を付ける
マスクの表裏は、まずは、パッケージを見て確認しましょう。
ゴムの接着面をみたり、プリーツの方向を確認してください。
マスクの表裏を間違えてしまうとマスクにウイルスなどが付着しやすくなってしまったり、せっかく肌触りの良いマスクのはずが効果半減ということもありますので注意してください。
マスクの種類
マスクは、大きく分けて3種類あります。
・医療用マスク
病院等の医療現場で使用されるマスクでサージカルマスクとよばれたりしています。
・産業用マスク
工場などで使用されるマスク、粉塵などを防ぐために使用されるマスクです。
・家庭用マスク
普段私たちが、利用しているマスクです。不織布マスク・ウレタンマスク・布マスクの3種類に分けらます。
不織布という素材でできていて、使い捨てを前提とするマスクになります。不織布のマスクの形としては、プリーツタイプ・立体型の2通りがあります。
プリーツタイプ
ノーズワイヤーがあるので、鼻にもフィットします。特にこの不織布マスクは、カラーバリエーションが豊富なのが嬉しいですね。
立体になっているのでノーズワイヤーはなくても顔にフィットします。
さらに、立体になっているため口周りもあまり不織布に触れずとても息がしやすいです。
このマスク、私も愛用中なのですが、不織布の肌触りも日本製の為、とてもやさしいです。不織布のゴワゴワ感はありません。
ただ、耳にかける部分も不織布の為、耳は痛くなりませんがつけたり外したりの回数が多いとすぐに伸びてしまいやすいです。
マスクの利用で不織布という素材がとても身近にになりましたが、不織布とはどのような素材なのかというと
不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの
一般にシート状のものとして代表的な布は、繊維を撚って糸にしたものを織っているが、不織布は繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で布にしたものを指す
引用:ウィキペディア
不織布は、通気性・ろ過性・保温性に優れ、低コストで生産できるので使い捨てのマスクには最適なんですね。
まとめ
濃厚接触者の定義がかわり適切な感染防御をしていなく15分以上の接触、約1メートル以内での接触が濃厚接触者と言われています。
特に感染防御というのは、マスクの着用の有無になるのですが、布マスクやウレタンマスクの場合、適切な感染防御にならず不十分といわれることがあるみたいです。
不織布マスクでは、デザインをあまり選べないのでちょっとという時は2重マスクなどで布マスク等を利用するのも良いかもしれませんね。